仏壇の職人技、伝統工芸。

小原和紙

匠の職人技

仏壇は日本の職人技の結晶

伝統的な仏壇は、匠の技の結晶です。様々な職人が関わって一本の仏壇を作成します。

仏壇制作と職人

仏壇の制作には様々な工程や職人さんが居ます。弊店では7つの工程でご説明します。

木地作り

木地作り[木地師]

仏壇の木地造りは、他の工程の元となる重要な工程です。

木材を製材し陰干しで充分に乾燥させ、木の「ソリ」や「ネジリ」を安定させます。

木材を安定させるのに約半年間の時間が必要です。その木材を材料として、木地は作られていきます。(忙しい現代人からすれば、半年は長い時間かもしれませんね。)

屋根・宮殿作り

屋根・宮殿作り[屋根師・荘厳師]

特殊な幾種類かの道具を駆使し、屋根や宮殿廻り、須弥壇などを作成します。

お仏壇は、浄土、お寺を模して作られています。

荘厳なお寺をイメージ出来るよう、寸分狂わぬ正確さが求められます。

彫刻細工

彫刻細工[彫り物師]

二十種類もの特殊な彫刻刀やノミを駆使し、前様(まえざま・正面の欄間の部分)や宮殿廻り、須弥壇などの部品を彫刻する工程です。

主に雲や花鳥などが彫られ、彫られる対象はまさに芸術です。職人の刃先で、生き生きとした花鳥が表現されます。

漆塗り

漆塗り[塗り師・蝋色師]

木地に漆をぬる作業です。

下地作業後、中塗り、最後に上塗りを慎重に施します。表面にほこりが付着しないように気をつけ、ムラ無く塗りの厚みを一定に保つ、細やかな神経と手さばきが要求されます。

金箔押し

金箔押し[箔押し師]

金箔を貼り付けることを、金箔を押すといいます。

金箔の厚さは約0.3ミクロンという、ものすごい薄さです。その薄い金箔を、漆塗りの上から貼り付けます。

職人のその時の気持ちが、そのまま金箔に映りこむと云われる程、繊細な作業になります。

金具細工

金具細工[錺師・戸表金具師]

仏壇の随所に使われる金具の素材は、主に銅や真鍮の板金(いたがね)を用いています。

金具は、仏壇の外側の「戸面金具」と、内側の「内金具」に分かれます。

巧みな模様や絵柄は、すべて手打ちによって叩き出されたものです。一打ち、一打ちによって描かれ、仕上がっていく模様は、まさに、職人技です。

蒔絵細工

蒔絵細工[蒔き絵師]

蒔絵は、漆を接着剤にして、金粉を「蒔き」ながら絵柄を描くことから名づけられました。およそ、1,500年も前から伝わる日本の伝統技法です。

繊細にして華やかな蒔絵(図柄)は、見るものの心を癒します。

職人の手作り仏壇は日本の伝統工芸品で、職人の技術の粋の結晶です。どの工程も手間をかけてつくられた良い仏壇は、後々に修復することを想定しているので、分解して修理することが可能です。100年経った仏壇でも、新品同様の美しい輝きが取り戻せます。

   

仏壇を彩る工芸

福岡工房 福岡洋介

仏壇職人以外にも、仏壇を彩る工芸作家さんをご紹介いたします。

小原和紙工芸、福岡工房の福岡洋介氏の作品です。

福岡氏は、和紙の伝統技法をベースに現代的な作品も創作されています。

小原和紙 コスモス

小原和紙 桜

こちらの作品は、染色して漉き上げた和紙を、こより状にしたり、または千切ったりして、季節の花々を一枚一枚丁寧に作り上げたものです。

その花々を極薄に漉いた別の和紙の上に載せ、その上にさらに薄く溶かした繊維を流しかけて漉き上げ、天日乾燥させたものです。

すべて手作りの、1点ものの作品です。

小原和紙 コスモス

季節の花々として、その季節に合う作品を心がけています。(各月の花の一例)

1月 福寿草

2月 梅

3月 桜

4月 かたくりの花

5月 杜若

6月 あじさい

7月 さぎ草

8月 ひまわり

9月 桔梗

10月 なでしこ

11月 コスモス

12月 つわぶき

小原和紙 アクリル小額

この作品はアクリルの額に納められたものです。

和紙の持つ、独特な柔らかさ、繊維の毛足の長さ、透き通るような薄さ等を感じて頂けるように仕上げました。光に透かすと、より和紙の薄さがわかります。

玄関や、テーブルの上等に飾ると似合うと思います。

陶芸の仏具

生宝陶苑	加藤勝利

陶芸作家 生宝陶苑 加藤勝利氏の作品です。

なんとも素朴な味わいです。

漆器作品

漆塗り箸と印籠型は箸入れ

「漆塗り箸と印籠型箸入れの箸置きセット」になります。

竹の内側の節が残してありますので、テーブルに置いた時に、箸先が浮き上がる設計になっています。

竹の浮き箸

竹の浮き箸

漆塗りの箸

箸先が浮き上ります。

陶芸作品

愚痴掛け坊さん

こちらは、常滑焼・陶芸作家の中村洋子氏の作品です。

名前は「愚痴掛け坊さん」と云います。なんとも愛らしく、「ほっと」する、癒し系のお姿ではないでしょうか。

弊店の店先で皆様をお待ちしております。

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