仏壇の塗りの選び方。塗りの伝統技法。

塗りの性質

塗りの性質

漆塗り

仏壇の仕上がりを決定づける塗り。仏壇や木地の特性を考慮して、最善のものをご提案いたします。

仏壇に使用される主な塗り、塗装方法をご紹介します。

●漆塗り


漆とは、漆の木の樹液を精製したもの。縄文時代からの歴史があります。

丹念に塗り重ねた漆は、独特の光沢と温もりがあり、長持ちします。


漆は空気中の水分から酸素を取り込み、酸化重合して硬い皮膜を作ります。何年もかけてゆっくりと硬化し、時間が経つにつれて色合いに深みと光沢を増し、また、色漆は色合いに鮮やかさを増します。

●蝋色(ろいろ)


漆塗りの塗装面を、鏡のように均一にして艶出しをする塗り技法。

●カシュー塗装


カシューとは、ウルシ科の常緑高木の木の実、「カシュ-ナッツ」の殻から搾りだした油に、その他の樹脂や有機溶剤を混ぜ合わせたもの。

カシュ-塗装は漆塗りに似た性質を持ち、新品時の色艶は漆塗りより良いが、時間の経過とともに、漆塗りより色アセがあります。カシュ-塗料は、スプレー吹き付け、または刷毛塗りにて塗装し、色数が多いのが特徴です。

●オイルフィニッシュ


オイルが木材の内部に染み込んで硬化するので、木の呼吸を妨げず、自然な風合いに仕上ります。手触りがなめらかで、木材の特徴や美しさがそのまま表現されます。

素材を活かすには最善の塗料です。湿度の影響を受けるため、水などをこぼしたら直ぐに拭き取ってください。また、定期的にオイルを塗ることをおすすめします。


オイル仕上げ

生地見本の下半分に、オイルフィニッシュが施してあります。

●生漆(きうるし)仕上げ


生漆とは、漆の木から採集した原液からゴミ等を取り除いた無精製の漆のことです。水分を多く含み乾燥が早く、乾けば薄い褐色の透明皮膜が出来上がります。

オイルフィニッシュ同様、木材の特徴や美しさがそのまま表現されます。


生漆と松煙

ナラの材木の上部に、生漆と松煙を摺り込んだ、木地見本です。

●ウレタン塗装


表面をウレタン樹脂の硬い塗膜で覆う塗装です。

塗膜は密着性があり、着色と仕上がりのツヤをさまざまに変えることが出来るため、家具や建材などに幅広く使用されています。耐薬品性と耐水性に優れてます。

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