あの仏壇が我が家に来て

あの仏壇が我が家に来て

『あの仏壇』が我が家に来て

 お仏檀をご購入や、注文オーダー、修繕・洗濯させて頂いたお客様の中で、その何年後か(もちろんお客様により年数はまちまちですが)に、「『あの仏檀』、あるいは『あの修繕」(以下『あの仏檀』に統一)にして本当によかった」と、お喜びのお声をお聞かせくださる方が、時々お見えになります。

 仏檀屋として決して長くはない33年ほどのキャリアの私ですが(2016年現在)、私の父の時代だけでなく、先代の祖父の時代のお客様から、『あの仏檀』についてのお声を拝聴させて頂く機会もございます。 お客様のお話の内容は、もちろんそれぞれ違いますし、感じ方も当然に異なります。しかし、33年の間に時折拝聴させて頂いている私は、お客様の『あの仏檀』に対する思いの中に、いくつかの共通項があるように思えます。

 そのうちの一つは、ご本人様の喜びや感動が、ご家族様全員に伝わり、ご家族全体の喜びや感動となったのではないかという事です。

 あるお客様が、「『あの仏檀』が家に来てから、息子夫婦や娘たち、大きくなった孫が、自分から以前よりもよく訪ねてくれるようになって、まず仏檀に手を合わせてから、仏檀の前でご先祖様の話を聞いてくれるようになった。」というお話をしてくださいました。

 また、ある修繕をされたお客様は、「他の仏檀屋と比べても随分高い修繕代だと思いましたが、回りの評判やあなた方の説明を信じて、『あの仏檀』にしてもらって本当によかった。私自身も修繕して『あの仏檀』になる前は、さほど仏檀の前で手を合わせる事をしなかったけど、『あの仏檀』になってからは、私だけでなく、全く仏檀に興味を示さなかった主人までもが『あの仏檀』を気に入ってしまい、最低でも朝晩2回は仏檀の前で手を合わせるようになりました。すると、いつの間にか家族全員がやっていました。『あの仏檀』って本当にすごいのね。」と、伺っている私が涙が出そうになるような、うれしいお話を聞かせてくださいました。

 『あの仏檀』って、こんな効用があるのでしょうか・・・ね? 本当にうれしい限りです。ありがとうございます。

 いくつかある共通項の中で特に最近気付いた事は、お客様がご購入・修繕時に意識しているか、意識していないかにかかわらず、心の内から本当にお求めになっていた事が、『あの仏檀』によって成就されたからではないかと感じました。

 それは、上記のようなお客様のお話からも推測できるのですが、毎日毎日『あの仏檀』の前でほんの短い時間といえども、静かに向き合っているうちに形作られ、自然と気付かされていくもののようです。

 このことは、私の拙い文章ではとても伝えきれないのですが、イメージで申し上げますと、

 「過去から未来へ流れる時間軸の中で、今を生かされている自分の再発見」ということかもしれません。

 (もっと詳しいお話をという方は、直接お尋ね頂ければ、お話させて頂けるかと存じます。)

 この様なことは、別に『あの仏檀』自体が無くても十分起こり得るかと思います。ただ、『あの仏檀』がお客様のお喜びや感動の「きっかけ」、「媒体」となり、お客様のお役に立てたということが、『あの仏檀』に携わった職人たちや私どもの喜びや感動に繋がり、私にとってこの上なくうれしいのです。

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